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ある社会人の勉強記録

   
カテゴリー「ニュース」の記事一覧

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旭化成ケミカルズ エンプラ新グレードを相次ぎ開発

なかなか解りにくいニュースであるが、樹脂屋さんから見るとこれは素晴らしいニュースだ。

化学工業日報 2013年11月01日掲載
 
 旭化成ケミカルズはエンジニアリングプラスチックの新グレードを相次ぎ開発した。非ハロゲン系難燃樹脂の「ザイロンTF700」はポリプロピレン(PP)とポリフェニレンエーテル(PPE)のアロイ。PPの耐油性とPPEの難燃性を両立させたのが特徴で、車載電池や電槽周辺部品向けに用途提案していく。導電性ポリアセタール(POM)樹脂の「テナックC」は熱安定性に優れ、射出成形時に生じる樹脂の析出物を大幅に削減できる。流動性や靱性に優れた3グレードを揃え、様々な金属代替を狙う。いずれもサンプルワークを進めており、テナックCについては今月の上市を予定している。

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信越化学工業 新規シリコーンゴムスポンジ材料を開発

化学工業日報 2013年10月31日 掲載

 信越化学工業は、シリコーンゴム事業の用途拡大を推進する。その一環としてこのほど、新規シリコーンゴムスポンジ材料を開発、市場開拓に乗り出した。人体や環境への安全性に優れた製品で、食品衛生法や米食品医薬品局(FDA)に適合している。同社は自動車、事務機器、建築材料などの分野でシリコーンゴム事業を展開しているが、新製品の優れた安全性を生かし、これまであまり利用されてこなかった食品分野をはじめ、新規用途での採用拡大を目指す。

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関西大、セシウムなど吸着するカップ型高分子材料を低コストで大量作製

日刊工業新聞掲載日 2013年10月31日

 関西大学化学生命工学部の工藤宏人准教授らは、セシウムなど金属イオンを吸着する「カップ型」構造を持つ新規高分子材料を1段階で合成する手法を開発した。通常は4、5段階の手順が必要。効率的に大量合成することが可能となり、製造コストも従来の10分1程度まで下がる。
 研究グループが着目したのは「カリックスアレーン」と呼ばれる特殊な骨格構造。足元の水酸基同士が結合して分子内がカップのように空洞構造になっており、金属イオンなどを吸着する性質を持つ。
 研究グループはイソシアナートと塩素酸の二つの官能基を持つ「2官能性化合物」を用い、カリックスアレーンの水酸基に重合させた。これによりカリックスアレーンを主鎖に持つ高分子材料を1段階の反応だけで70%以上の高効率で作製できた。
 水溶液中に同じ物質量の高分子材料とセシウムを入れたところ、セシウムを43%まで吸着していた。濃度を上げれば100%の吸着が可能だという。

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名大など、セリウム量30%低減した浄化用助触媒を開発

日刊工業新聞掲載日 2013年10月29日

【名古屋】名古屋大学エコトピア科学研究所の小沢正邦教授らの研究グループは28日、名古屋工業大学やノリタケカンパニーリミテドと共同で、希少金属のセリウムの使用量を従来比30%低減した自動車排ガス浄化用助触媒を開発したと発表した。

 材料の粒子の表面にセリウムを形成する「コアシェル構造」を採用。従来の均一構造を持つ助触媒と比べ、セリウム使用量を減らした。耐久試験などを経て、2017年3月までの実用化を目指す。
 排ガスを浄化する触媒には主に白金などの貴金属が使われ、助触媒は触媒の機能を高める役割を果たす。従来の助触媒は粒子中のジルコニウムとセリウムの割合が均一だったが、今回の助触媒は粒子表面にセリウムを分布させ、内部のセリウムを減らした。
 自動車エンジンによる実証試験でも法定規制値をクリアし、従来品と同程度の性能を確認した。NEDOが取り組む希少金属使用量低減・代替材料開発事業の一環。

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京大、光で一酸化窒素を自在に取り出せる多孔性材料を開発

日刊工業新聞掲載日 2013年10月28日
 京都大学物質―細胞統合システム拠点(iCeMS)の北川進教授、古川修平准教授、ステファン・ディーリング助教、亀井謙一郎助教らは、光を使って一酸化窒素(NO)を自在に取り出せる多孔性構造体を開発した。そのうえで、材料を細胞培養基板に埋め込み、細胞の狙った場所をNOで刺激することに成功した。
 研究グループは、ニトロイミダゾールと亜鉛イオンで構成される多孔性金属錯体(PCP)の「NOF―1」というナノ細孔の結晶性材料を開発。NOをニトロ基として有機物に固定し、高密度で閉じ込めた。紫外光が当たるとニトロ基が分解されてNOを放出する仕組み。波長370ナノメートルのレーザー光を細胞培養基板上のNOF―1結晶に照射すると、NOが放出されて細胞は緑色に光ったという。
 ナノ細孔から出る分子は圧力や温度制御が必要だが、光は自在に制御できるため細胞への影響が少なく、必要な時に取り出せることで利点は大きいとみられる。

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