関東天然瓦斯開発は、植物の成長を促進する「かん水フルボ酸」の用途開拓を加速する。かん水フルボ酸は、古代の海底堆積物が長い年月を経て腐植化した天然有機物。肥料成分と混合施用することで植物のミネラル吸収促進が期待できる。すでに家庭園芸用に実用化されているが、一層の普及を図るため、養液栽培を行っている農業生産組織や植物工場などをターゲットに新規需要を掘り起こす。
(化学工業日報2013年10月15日掲載)
関東天然瓦斯開発はすごい技術を開発しているのですね。HP読んでかん水フルボ酸について調べてみた。
かん水フルボ酸解説内容引用:http://www.gasukai.co.jp/kansui/
当社が生産する天然ガスは、水溶性天然ガスであるため、採取時には塩分を多く含んだ地下水とともに産出されます。 この地下水をかん水と言い、当社はかん水からヨードを生産しています。そして、かん水はヨード成分以外にもいくつかの有用な成分を含有しており、 その一つが「かん水フルボ酸」です。
「かん水フルボ酸」は、植物の生長促進作用を持ち、現在、家庭用園芸肥料への添加物として採用されています。 今後は健康食品や化粧品など、多方面への展開が見込まれています。
太古の時代より悠久の時を経て、自然の力で熟成された天然の有機資源「かん水フルボ酸」は、当社の開発した特許技術により製造されています。
フルボ酸は、動植物の遺骸が長い年月をかけて自然界で分解や重合を繰り返して出来る茶褐色の有機物で、腐植物質の一種です。土の中の各種ミネラルと結合し植物への吸収を促進することにより、植物の生育を高めます。良質の土壌にはフルボ酸などの腐植物質が多く含まれるため、植物がミネラルを吸収しやすく、保水効果により乾燥を防ぐため、植物の生育が良くなると言われています。海外ではすでに農業用途などに利用されています。
当社が開発した「かん水フルボ酸」は、従来のフルボ酸とは構造が違い、品質が安定しているのが特徴です。当社が行った試験では、園芸店で市販されている腐植物質と比較して、「かん水フルボ酸」の方が効果がより高いことが分かりました。
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