その理由は簡単だ。
価格が不透明であり、原価と売値が不釣り合いだからだ。これにつきる。
例えば、モスバーガーのHPには値段が記載されているのに、
マクドナルドの場合、ハンバーガーの値段が一切記載されていない。
その理由は、地域によって提供する値段が違うということであるが、
これでは、どこの地域でどんな値段差があるかまるでわからない。
差別的であり、地域ごとの値段を知るすべがないから買う気も起きない。
値段が不透明なのをいいことに、マクドナルドは明確なコストアップをしている。
例えば、ビッグマックの最高値段は390円である。(詳細)
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日本マクドナルドは10日、新たな価格設定を13日から導入すると発表した。
これまで都道府県別に6段階に分けていた地域別の価格体系を改め、
立地条件や地域の経済環境に応じた商圏別の9段階に細分化し、商品の価格幅も広げる。
これにより、都心などの集客力の高い店舗などでは単品商品で最大50円値上げされるほか、
店による価格幅は50円から80円に広がる。
地域別の需要に応じた細かな価格設定で顧客満足度を高め、集客力アップにつなげる。
対象は売り上げ構成比で約4割の商品。
290~340円で販売している「ビッグマック」は、全店で310~390円となる。
一方、人気のハンバーガーやチーズバーガー、100円台のバリューピックス、マックランチなどの価格は据え置く。
また、子供向けの「ハッピーセット」は全店の約1割にあたる約300店で値下げするが、
約670店では10~20円値上げする。
今回の価格改定により、全体の売上高は約1%増加する見込みとしている。
ソース:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130910/biz13091014080006-n1.htm
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この価格帯だとモスバーガーとほとんど変わらない。
モスバーガーは国産にこだわり、商品の品質を高める努力をしているが、
そういった努力を行わずにモスバーガーの価格帯に踏み込むのは誤りである。
(チキン関係は中国産も使用していた。国産の肉をハンバーグに使用したことはない。)
サービスもいい加減であり、価格とつりあっていない。
例えば、マック 60秒で画像検索してほしい。
山のようにぐちゃぐちゃなハンバーガーが見つかる。
店内にメニューがないのも不便だということに最近気づいて復活するようだが、
遅いというもの。自分もマクドナルドの商品には被害にあったので暴露すると、
マクドナルドのコーラのふたがいい加減だったから、
自動車の後部座席にコーラがこぼれてしまったことがある。
マクドナルドでは消費者として二度と商品を買わないと思った。
この程度のサービスしか提供できないのに、モスバーガーの値段帯に踏み込もうという
マックは路線を見失っている。むしろ、低価格商品こそがマクドナルド最大の強みであり、
差別化戦略をあやまってはいけない。
原産地を変えずにコストだけあげるようでは、国産を安い値段で提供しようとしてきた企業に
マクドナルドは絶対に勝てないのだ。当たり前である。
こういった不透明な価格で商売できるほど、外食産業は甘くないだろう。
マックの値上げは得てして不透明である。
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