日刊工業新聞掲載日 2013年12月10日
日本協能電子(東京都港区、石川忠社長、03・5408・8980)は、塩水で発電する「空気マグネシウム燃料電池」を用いた発光ダイオード(LED)照明製品の新ブランド「アクパ」をシリーズ展開する。家庭向け懐中電灯と置き型ランプを用意する。山善の家庭機器事業部を通じ、大手量販店などで2014年2月から販売予定。
本体に水と塩を入れると、同燃料電池が発電する仕組み。海水も使える。懐中電灯はスイッチ方式、手に持つと点灯する方式、照明部分が伸縮してランプとしても使える兼用方式の3種をラインアップした。
照度150―250ルクスで、連続点灯時間は80―100時間。価格は約2000―2600円。一方、ランプは大小2種を用意した。照度は10―20ルクスで、連続点灯時間は80―120時間。価格は約2500―3200円。交換用マグネシウム棒も製品化した。
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